私たちフォーサイトグループは
「日本企業は、もっとキャプティブ保険会社を活用すべきである」
と考えています。

キャプティブとは何か

◆ キャプティブとは、親会社やグループのリスクを専属的に引受ける保険子会社です。通常海外のキャプティブ法制度が整っている国や地域に設立されます。

◆ キャプティブを利用することにより、再保険市場にアクセスすることができ、元受保険会社のコストや市場動向に左右されることなく割安なコストでリスクを処理することができます。またロスコントロールのインセンティブともなります。

◆ キャプティブを持つことで、保険会社のブラックボックスの中で処理されていたリスクが、キャプティブという透明な器に移し変えられることになり、見えるようになります。

◆ キャプティブを持つ企業がロスコントロールに注力すれば、損害の減少につながり、結果的にキャプティブの利益が増加するという効果が出てきます。この意味で、キャプティブを持つことは、企業のリスクマネジメントに対するインセンティブになるという側面を持っています。

◆ 企業がより最適で資本効率の高い、より企業としてコントロールできるリスクマネジメントを行うにあたり、キャプティブ保険会社の機能が極めて有効なケースが多くあります。

◆ 既に100社以上の日本企業(2019年末現在)が、様々な形でキャプティブ保険会社を所有・運営して、自らの事業のリスクマネジメントの最適化、資本効率化を実現しています。

キャプティブ保険会社の設立と保険契約の関係

キャプティブ保険会社は、設立地において法人登記と事業認可の取得を経て設立されます。(レンタキャプティブや分離勘定方式のセル・キャプティブを除く)

従って、キャプティブは外国子会社という位置づけになり、またキャプティブの利益の還元方法としては配当が一般的です。

企業や法人が事業や活動を行う国の中での保険契約を「元受保険契約」と呼びます。

キャプティブは、これら元受保険契約を引き受ける保険会社から、再保険の形で保険リスクと保険料を引き受けます。この契約を「再保険契約」と呼びます。

また、キャプティブはリスクの引受能力を引き上げる、或いは引き受けたリスクの更なる分散のため、更に再保険を利用する事が可能です。これを「再々保険」、「レトロセッション(Retrocession)」と呼びます。

これは国際的な再保険市場との交渉を通じて確保することができます。

再保険キャプティブの事業構造とビジネスフロー

キャプティブの利益構造の例

① このケースは、元受保険の一定割合を比例再保険でキャプティブに出再する場合です。

② 元受保険会社は保険料の出再割合から、自らの事業費を再保険手数料として差引いた額をキャプティブに支払います。

③ キャプティブは、自らの保有を超えるリスクがある場合、再保険市場から超過損害額再保険を買い、再々保険料を再保険会社に支払います。


④ 元受保険で損害が生じた場合、キャプティブは、元受保険会社に損害額の受再割合分を支払います。

⑤ 最終的に、キャプティブが保有するリスクに対して残った保険料がキャプティブの正味利益となります。

⑥ キャプティブの正味利益は、留保・配当・事業拡大のための原資等、様々な活用方法があります。

キャプティブの設立手順

キャプティブは海外のキャプティブ法制度が整っている国や地域に設立されます。

一般的に、次の手順に基づいて設立・運営を行います。

設立後は、現地のマネジメント会社やプロフェッショナルサービスを利用し、運営を行います。

お問い合わせ

皆様とお仕事ができるのを楽しみにしております。